伝統製法の天然醸造味噌「大源味噌」

大阪で190年つづく、大源味噌さんの天然醸造無添加生味噌を使わせて頂きました。

味噌は日本の食文化そして食卓に欠かせない調味料であり、食材です。スーパーやコンビニでも
手軽にお味噌が買える時代ですが、その質や味はさまざま。昔ながらの伝統的な製法で作られた天然醸造味噌は、だんだん少なくなっています。

大源味噌さんは創業当時より、材料と製法にこだわり伝統の味を守り続けています。
昔ながらの製法で作られた味噌は、抗酸化成分であるポリフェノールの量が多く含まれ、菌の働きも活発であることが科学的に解明されています。
「みそは七色の妙薬」「みそ汁は朝の毒消し」など、味噌にまつわることわざがたくさんあるように、昔の人は味噌の健康効果を体験的に知っていたことがわかりますね。

当教室では味噌汁レッスンを開催していますが、受講された生徒さんからは「肌がしっとりする」「お腹の調子がよくなった」というお声をよく頂きます。味噌を食べることは、美容面でも効果が期待できそうです。

味噌の消費量は年々減少していますが、味噌を食べないのはもったいないかもしれませんね。せっかく食べるのであれば、おいしくて健康効果も高い、大源味噌さんのような伝統製法の味噌をおすすめします。

大源味噌さんでは豊富な種類の味噌が揃います。お好みや用途に合わせて選ぶのも楽しいですね。本店では、ジェラートのショーケースに入った味噌から量り売りをしてくれるそうです。味噌の品質保持には温度管理が大切なので、その点も安心してお買い物ができます。

スタンダードな米味噌の「松風」は万能に使えます。まろやかでコクがあり、よく熟成された味噌本来の香りが感じられます。普段のみそ汁にもおすすめですよ。濾し味噌の「かみがた」はより上品な仕上がりになります。

甘めの味噌がお好きな方や関西の方に好まれる白味噌「白富士」は、滑らかでふくよかな甘味があり、まるでスイーツのような美味しさ。芳醇な香りの麦味噌「麦こうじ」や、ほのかな酸味や渋味が特徴の、重厚な風味をもつ豆味噌ベースの「本印赤だし」、抗酸化作用が強く希少な紅麹を使った珍しい「桜紅麹」などもラインナップされています。どのお味噌もおいしいので、使う方の好みや使いやすさを第一に選ぶとよいかもしれません。

そんなバラエティに富んだ味噌を楽しむおすすめの食べ方として「味噌にぎり」をご紹介します。

味噌にぎりは主に北関東で親しまれてきた郷土料理で、炊き立てのごはんを塩は使わず、味噌で握ります。手に味噌を塗って握ってもいいですし、握った後で味噌を塗っても構いません。味噌は塩より塩分濃度が低いので、たっぷり使います。

味噌を生のまま頂くので、風味をストレートに味わうことができます。シンプルなだけに、天然醸造の生味噌である大源味噌のおいしさを堪能できますよ。さまざまな種類の味噌で握って、違いを楽しむのもおすすめ。わたしのイチオシは「松風」「麦味噌」「紅麹」です!塩にぎりよりも旨味たっぷりで、ついつい食べすぎてしまいます。味噌にぎりはおいしい味噌が味の決め手なので、大源味噌の味噌であれば間違いありません。

毎日の味噌汁に、おかず作りに、そのまま食べてもおいしい「本物の天然醸造味噌」である大源味噌はいかがでしょうか。

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