身体の中から生活習慣を整える

日本人の平均寿命は2016年の調査で男性80歳、女性87歳と言われています。では、日常生活が「制限がなく生活出来る」期間はどれくらいだと思いますか?

この「制限なく生活出来る期間」、実は男性72歳、女性74歳で、平均寿命との差が10年近くあるのです。つまり、約10年間は病気や入院など健康上に問題を抱えながら生活している期間を示します。生活習慣病は薬を服用しても根本的な解決にはなりません。

先ずは生活習慣病の原因となる悪い習慣を見直し改善することが大切です。

食生活の欧米化に伴うリスク

海外で見かける日本の数倍はありそうなハンバーガーや色とりどりのお菓子。日本でも大人気のファストフード。

油がたっぷり含まれたフライドポテトや加工肉、添加物などが多く含まれていますが、実は人種によって消化する力も異なります。 欧米人は脂肪に蓄えられて肥満体型となりますが、日本人の場合は脂肪が蓄えられず血液に流れてしまうのです。

これが血液中でプラークと呼ばれる粥状の塊となり、血液の通り道を塞いでしまうため、血圧が上昇し脳梗塞や心筋梗塞に繋がります。

「まごわやさしい」を心掛けましょう

食べたもので身体はつくられる、と良く言いますが、大豆製品、ゴマ、海藻類、野菜、

魚、茸類、芋類など日本人の身体に合った食事を摂ることで腸内環境も整います。

また、玄米に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維そして鉄分などバランス良く摂取することで心身共に健康な身体へと導かれていきます。

味付けは出汁と塩で

濃い味のものを毎日食べていると舌が慣れてしまい、ますます濃い味を好むようになってしまいます。

血圧の高い方は良く塩分を控えましょうと一般的に言われますが、添加物の多い調味料で味付けしては意味がありません。

例えば、和食は具材を出汁で煮た後、冷ますことでしっかりと中まで味が浸透します。洋食もミネラルを含んだ海塩を使うことで素材そのものの旨みや甘みを上手く引き出してくれます。 また、柑橘系の果物や香辛料を加えることで、味のバリエーションも広がります。

家族の健康は食卓から

食生活を見直すことは、家族の健康にも繋がります。

家事や育児、仕事で疲れて料理を作るのも面倒と思ってしまいがちですが、蒸し器や電子レンジを活用したり前日に多目に作っておいて翌日アレンジすれば、同じ食材でも違う料理に。

時短調理も取入れて、楽しく食卓を囲みましょう!

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